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●●●●INFORMATION●●● ★教育基本法改悪反対危険な安倍内閣をみんなでとりかこむ 「ヒューマン・チェーン」(東京・国会)★ ■ヒューマン・チェーン実施日程・場所 12月6日(水)午後4時 衆議院議員面会所 集合 http://www.labornetjp.org/labornet/EventItem/1164512485019staff01 教育基本法「改正」反対市民連絡会 子どもと教科書全国ネット21 子どもの育ちと法制度を考える21世紀市民の会(「子どもと法・2 1」) 「子どもたちを大切に…今こそ生かそう教育基本法」全国ネットワーク 許すな!憲法改悪・市民連絡会 共謀罪の新設に反対する市民と表現者の集い実行委員会 問い合わせ先 高田(tel:03-3221-4668 fax:03-3221-2558) 東本(tel:090-1859-6656) ----------------------------------------------------------------- ★イスラエルのパレスチナ人映画スター・モハマッド・バクリ来日公演★ *一人芝居『悲観楽観非運のサイード』公演 *映画『ジェニン、ジェニン』と最新作『あなたがいなくなって後』上映 ■モハマッド・バクリ 1953年イスラエル北部に生まれ、パレスチナ人としてはじめてテルアヴィヴ 大学演劇学科を卒業する。舞台俳優として経歴を積みつつ、勃興途上のパレ スチナ映画界を支える。またイスラエル映画界でも、パレスチナ人役の特異 な俳優として活躍。『壁の向こうに』『カップファイナル』などで主演。 『1948』をはじめドキュメンタリーを監督。とりわけ西岸難民キャンプでの 虐殺を主題とした『ジェニン、ジェニン』は日本を含め、国際的に上映され たが、イスラエル国内では激しい非難に晒される。コスタ=ガブラスやタビ アーニ兄弟のフィルムにも出演し、ヨーロッパ映画において幅広い活躍を行 なっている。 ■場所:元・立誠小学校講堂(阪急河原町駅下車徒歩3分。京都市四条・木 屋町通りを、高瀬川沿いに北に歩いて、3分ぐらいで左手に見えて くる古い小学校です)地図 https://www.ecology-cafe.net/press_release/press/060810_ecoNoTerakoya/map_rissei.jpg ■日時:12月12日 午後6時~ ■講演+映画上映 ■映画:『ジェニン、ジェニン』と最新作『あなたがいなくなって後』(英 語字幕)上映後、と四方田犬彦講演。入場料1000円。 ■日時:12月13日 午後6時30分~ 一人芝居『悲観楽観非運のサイード』公演。 ■入場料:2000円(『悲観楽観非運のサイード』脚本、四方田犬彦による解 説パンフ付き)。 岡真理(現代アラブ文学研究者)によるトーク。 *バクリ一人芝居『悲観楽観非運のサイード』 1948年にイスラエル国家が突如成立してしまい、少年サイードは家族は離 散。父親とロバは射殺され、かろうじて本人だけが助かります。失恋と孤独 をへらへらとやり過ごし、いつしか労働組合の書記長になりました。結婚し て一児の父親となったものの、今度は息子が武器をもって抵抗運動。妻と息 子を一時に喪ったサイードは、ついに精神病院へ。イスラエル国内のパレス チナ文学者エミール・ハビービの著した長編小説を、バクリが自在に脚色し た、抱腹絶倒にして悲痛きわまりない一人芝居。 *映画『ジェニン、ジェニン』(2002年、49分)英語字幕 2002年4月にパレスチナ西岸の町ジェニンの難民キャンプを、イスラエルの 特殊部隊が急襲。13日にわたって破壊と虐殺が続けられた。バクリは事件の 9日目にイスラエル領内から密かにジェニンに侵入し、犠牲者の生々しい証 言をカメラに記録。長らくイスラエル国ないで放映禁止とされ、監督は非難 の矢面に立たされた。 *映画『あなたがいなくなって後』(2006年、58分)英語字幕 前作が大スキャンダルとなり、苦境に追い込まれたバクリによる、孤軍奮闘 の日々を描く最新ドキュメンタリー。文豪ハビービの墓を訪れ、彼の生涯へ のつきせぬ追憶に耽るバクリ。イスラエル国内にパレスチナ人として生き続 けることの困難と矜持が語られる。 ■問い合わせ:京都地域文化交流委員会 TEL:075-755-6327 info@benri-web.com ■主 催:京都地域文化交流委員会 ■製作協力:劇団とっても便利 ■助 成:国際交流基金 <推薦文> 岡真理(京都大学助教授) パレスチナの不条理な現実はしばしば「カフカエスク――カフカ的――」 という言葉で形容される。だから、イスラエルとなったパレスチナでパレス チナ人が生きる現実をリアルに描いたエミール・ハビービーの『悲観楽観主 義者』が超現実的モダニズム小説となるのは当然なのだ。私たちの目にシュ ールに映るそれは、実はいささかもシュールではなく、それこそがパレスチ ナのリアリティなのだから。ハビービーの悲観と楽観の弁証法を、彼自身イ スラエルに生きるパレスチナ人である俳優、ムハンマド・バクリィが一人芝 居にどうアレンジし、どう演じるか、楽しみである。 四方田犬彦(映画研究家) ドン・キホーテ、カンディード、阿Q。どの民族にも固有の道化師が存在す る。「悲観楽観サイード」は、占領地パレスチナが生み出した最大の道化師 である。原作はエドワード・サイードがパレスチナ文学の最高峰と賞賛し た、作家ハビービの戯作小説。演じるはパレスチナ最大の立役者。夢野久作 に似た狂気の語りが、ここぞとばかりに噴出する。 なおエミール・ハビービの原作小説は『悲楽観屋サイードの奇妙な失踪』の題 名で、11月末に作品社より山本薫訳で刊行。 ----------------------------------------------------------------- ★第67回「哲学的腹ぺこ塾」★ http://homepage3.nifty.com/luna-sy/harapeko.html ■日 時:06年12月17日(日)午後2時より4時まで。 ■テキスト:ニーチェ『悲劇の誕生』の後半(岩波文庫ほか) ■会 場:るな工房/黒猫房/窓月書房(会員制)
by kuronekobousyu
| 2006-12-01 00:30
| 68号
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