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■黒猫房主の周辺「金比羅船々」 ★いつも、ギリギリの入稿原稿を読んでから校正や編集後記を書くのは時間との勝負なので、けっこう辛いものがありますよ(苦笑)。 ★そんなわけで発行日前日に届いた村田さんの原稿を読みながら、<「金比羅船々、追い風に帆かけて、シュラシュシュシュ」って、軽快な歌を聞いたことがあるでしょう?>というフレーズが気になった。彼が引用している金比羅さんの歌は、彼の記憶によるものなのか、小説『金比羅』で紹介されているものなのか? 私の知っている金比羅さんの歌とは違っているので、念のため調べてみたという次第。私は「お池に帆かけて」と誤って覚えていたので、いろいろ調べてみると「追手に帆かけて」という記述が見つかったが、それだと意味が通じない。「追い風」は意味的には納得だが語呂が悪い。しかし「追風」と書いて「おいて」と読むこと(「順風」の意味)から、「おいてに帆かけて」が正解らしいことを村田さんに伝えておいた。な~んか、勉強しちゃったです。 ★ところで、村田さんが本文で書いている「知らない人もいるかもしれないが、天皇は戦後も靖国参拝をおこなっていたのに、1978年のA級戦犯合祀によって、それ以降は参拝しなくなっているのだ(裕仁も明仁も)。これは戦争責任問題を考慮して内外の批判をかわすため、などと普通は常識的に解釈されている。まあ、単なる責任逃れだが。/けれど、オカルトの内実に触れていると、これは「御霊会」みたいなもので、どうもA級戦犯の怨霊に呪い殺されないように「方違え」しているつもりなのではないか、と思ってしまうのだ」という視点はなかなかに面白いが、私はA級戦犯に対する天皇の負い目ではないかと思っている。A級戦犯の彼らは天皇に替わって「戦争責任」を引き受けたのであり、とりわけ裕仁の信任の厚かった東条英樹に全責任を負わせたことは、日米の合意による「国体護持」であった。そして現憲法の9条とセットで1条の「象徴天皇制」が「護持」されたという歴史を、護憲派は見落としてはならないと思う。 ★「戦争責任」をテーマにした本誌の増刊号を企画していますので、広く投稿を募ります。お問い合わせは、電子メール("YIJ00302"を"@nifty.com"の前に付けて下さい)でお願いします。因みに、52号の「黒猫房主の周辺」で「責任論の位相」を書いたところ、。野原燐さんのサイトで議論が展開されていますのでご高覧ください。(黒猫房主)
by kuronekobousyu
| 2005-09-01 00:02
| 53号
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